さて、
相手と合わせていてリズムが合わなくて落ち込む、、、
…というお悩みをよく聞きます。
マエダもクラシカルなピアニストと合わせるときは、
毎回毎回いつもほんとに、苦労します(´;ω;`)ウッ…
だって、適度に当たっている適当さ、
良い加減であるいいかげんを許してくれませんもの(笑)
リズムに関しては以前もたびたび書いてきたことでもありますが、
今一度思索を深めていきましょう。
リズム感とは?
よくある合わない事例
例えば、ギター伴奏と歌でコンビを組むとしましょうか。
あまり生演奏で誰かと合わせることに慣れていない人が歌うとしたら、
だいたい下記のようなことが起こりえます。
・リズム全体が合わない、ずれてくる
・拍の頭が合わない、ずれる
・そこじゃない、というところで歌ってしまう
・裏が苦手。
・拍全体が遅れてくる
・拍がなくなる
etcetc
あ、上記マエダの経験です。
で、マエダもクラシカルなピアニストの伴奏で歌ったり、
久々のバンドで歌った時も非常に苦しんだのがこれ!
「拍感」
です。
Copilot によると、
「拍感(はくかん)とは、音楽のリズムやテンポを感じる力のことです。
拍感を養うことで、音楽に一定の脈を感じ、
自然に演奏が進むようなリズムを持つ演奏が可能になります。
拍感を育てるためには、手拍子を打ったり、
曲を演奏する前に心の中で拍を刻むことを意識することが効果的です」
とのことですけど、、、
合わせていて合わない、という上記の人たちも、
だいたいが拍感のなさ・あやふやさにその原因の一つがあるといえます。
聴いては遅いという感覚
下記ブログ記事にも書いたことですが、
あんぷらぐどピアノ講師に、
‘人と合わせるときのリズムのずれ‘について尋ねたところ、
曰く
「相手の音をよく聴く、と巷間云われますけど、
相手の音を聴くのは、あっているかの確認のためです。
聴いてから合わせようとしたら遅れるに決まっています」
ピアノのこの音を聴いたら入る(歌う)
とか、
ドラムをよく聴いて3拍めの裏の裏で入る(歌う)
とか考えていたら、間違いなく入れません。
・・・経験あり、です(笑)
そこで、よく聴いてもどうしてもうまく合わないマエダがやったこと、
それは、「自分でリズムを刻むこと」です。
「???」でしょうか?
それとも「マエダさん、何当たり前のことをいってんの??」
でしょうか(笑)
ともあれこの経験からマエダが気付いたこと、それは
「拍の中での音符の長さをきちんととる・理解する」
ということです。
2分・4分・8分・16分音符の違い=長さをきちんと認識すること。
英語で拍子はタイム、といいます。
「時間」ですね。
流れ去っては今がすぐ過去になる代物です。
一瞬で通り過ぎますからね、音楽のその瞬間のパッセージは。
音符の長さとは、すなわち時間の長さであり、
拍の長さ、テンポ(拍の流れが速いか遅いか)の速さも、
絶対的時間の流れに則っています。
先へ先へと進んでいく、それが拍であり、
その一定のまとまりがリズムです。
その中にメロディーがあり歌詞がある―
こう考えて、自分で拍を刻んでギターやピアノと合わせられれば、
相手の音を聴きながら「あ、あっているな」とひと安心できるわけです。
えーと、この説明でわかりましたか??(笑)
日本人はタイム(時間=拍子)ではなく間拍子(間合い)
「音楽は時間の芸術」とよくいわれます。
が!
日本人は、盆踊りの音頭が拍の源であるといわれています。
一説には日本人は農耕民族なので畑を桑で耕す、
その「間合い」が日本固有のリズム、拍感であるといいます。
西洋ロックになじんでいる我々は、曲の入りに
「1,2,3,4」とカウントされればすぐ入れますが、
和楽器を演奏している方々は、逆にカウントされると入りずらく、
「ハッ!!」と気合一発のほうがびしっと入れるそうです。
ね、我々も
「サンサンななびょーっし!よ~お、ちゃちゃちゃッ・・・」
ってすぐ入れますよね(笑)
ですので、前述した歌っていてギター伴奏と合わない、
というのは、
「タイム(=時間=拍子)でなく、間合い(間拍子)で歌っている」から、
といえるのです。
拍感があやふやになって合わなくなってくるのも、
絶対的時間ではなく、「自分の間合い」で歌ってしまうからなのです。
ほかにも前述の事例に関していえば
・メロディの細かな音符の刻み(長さ)があやふやなので合わない、ずれてくる
・裏が苦手なので頭で入ったり表で入ってしまい、拍が遅れたり早まったりしてしまう。
・自分でリズムを刻めない=細かなリズムが分からないので、
遅れたり飛ばしたりになる
・相手との拍感(拍感覚)が違う=時間間隔が違うので、
相手に合わそうとすると、自分の拍感・間拍子(間合い)が狂ってくる
etcetc
が考えられます。
ですのでまず全体的なリズムの狂いを何とかするのなら、
・ゆっくり弾いて合わせる→徐々にスピードを速めていく
→どのテンポ(速さ)なら遅れたり速すぎることなく合うのか確認する
というところから始めましょう。
そこから順々に、裏拍を練習して、音符の長さを把握して、
アクセントやシンコペーションを練習して、細かな拍感を養って、
相手の演奏を予測して自分も演奏する、というところへ行きましょう!
・・・え~と、この説明でわかりましたか??(笑)
参考になれば幸いです!
参考ブログ記事はこちら:
リズムや第三者と合わせるということに関して記事にしております。
併せてごらんください!
◆【初中級者向き】リズム・キープのコツ

◆弾き語りのリズム・ギターとは??

◆弾き語りで第3者と合わせるとは?

◆演奏で人と合わせるとは?

◆弾き語りシンガーが誰かとコラボするなら気をつけることとは? その1

◆同じレベルの人とコラボする! コラボ考その2

◆よく聴くだけじゃ合わない!? コラボ考その3

◆まとめ編 コラボ考その4

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◆編集後記
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お世話さまです、管理人のぬし君こと前田です。
いやあ、ほんと朝寒くなりましたね~~
風邪など召さぬよう、お気を付けくださいませ!!
ただワタクシめマエダは、暖房をあまりかけないのですよ。
なんとすれば厚着をするのですね。
下は股引はいてジャージ着てその上に防寒ズボンはいて、
上ははんてんなど一番上に中は5,6枚着るしで、
もこもこですわ(笑)
・・・人様には見せられませんけど(^^♪
夏はエアコンは控えめ、冬は暖房控えめ、
これで何とかなるマエダです!
ではではまたまたまた!

