ギターでもウクレレでもピアノでも歌でも、
やるからにはやはり上手に演奏したいもの。
そこに必要になってくるのは、
そう、「技術」ですね。
技術とは何か
人に何かを届けるには、技術が必要です。
技術がなければ伝わらない、とさえ言えます。
で、「音楽に関する技術」にまつわる文献を探しているのですが、
これがなかなかないのですねえ。
‘技術’で楽天ブックスをのぞき込むと、
ほぼほぼ科学技術の本が出てきます。
♪ちがうちがうちがうちがう、そおぢゃなあい
・・・雅之さんが出てきます(笑)
By the way
「テクネ―」の意味
モノの本によると、古代ギリシャで技術を意味する「テクネ―」という言葉は、
同時に芸術をも意味していたそうです。
ふむふむ、「技術=芸術」か!
何となく方向性が見えてきました。
科学技術になると、「人間はそれを理性でコントロールできるのか?」
という方向性に行きがちですが、
「芸術」なら?
はい、理性でコントロールする必要があるのか?
という疑問が出てきます。
「芸術は爆発だ」と奇しくもむかああしの大阪万博の方が云っておられますよね。
皆様も覚えがありませんか?
本番演奏中、得も知れぬ感情がこみあげてきたことが。
ある人はライブでギターを叩き割りました。
ある人は口から炎を吹き出します(笑)
ある人は、、、
演奏の良し悪しから論ずると、
感情の赴くままに行き過ぎると、
自己満足が過ぎていまいち~最悪な場合もありますし、
一方パフォーマンスとして最高になることもあります。
本番中のせめぎ合い
知り合いのピアニストが大意次のように云っていました。
曲とピアノと会場と、自分の理性・感情・技術との闘いである、と。
こう弾こうと思っていたが本番になるとそれとは違う方向に行こうとする
いやいやそれはダメだろう、いいじゃないか弾かせろよ
こう弾いたらもっと面白くね?? いいから後にしろよ
おいらをそんな風に叩くな!!もっと丁寧に扱え!
そんな音じゃわたくしのハコじゃ鳴りませんわよ、おーっほっほっほっほ。
芸術においてはせめぎ合うのですねえ、理性と感情と技術が。
コントロールではありません。
・・・論点が理性と感情のほうに行ってしまいました(笑)
上手に演奏したい!
よし、技術を身に付けよう
技術=芸術かあ
んん??
技術がなければ芸術にならんのか??
いやいや芸術なんぞ目指しとらんし。。。
難しく云うところの
「技術と芸術の同根性とその差異」ということらしいのですが、
堂々巡りになりそうですので、
ここらへんでいったん思考を停止しときます(笑)
心に響くのは
料理を例に出してみますと、
自分で作って美味しくなければ、すぐわかりますよね。
いわんや他人をも。
ですが、それを
我が子が一生懸命作ってくれた
友達同士ワイワイガヤガヤ言いながら作った
まずかろうが何だろうが、その心を感じるのですよ。
弾き語りも同じです。
上手かろうが初心者だろうが、
心に響く、響かせる、ということに関しては、
技術だけではないのですよ、
ということは強く感じているマエダの繰り言でした。
おあとがよろしいようで。
テンテケてんてん
ドンドンひゃららぴーひゃらら~~~