こういう声を出したい!という明確なイメージがあれば、
身体がそれに合わせて発声しようとする、
とボイトレの先生は言います。
しかして、目指す「うたごえ」には様々なものがありまして、、、
カラオケ大会で思ったこと
先日、母の兄弟・つまり前田の叔父たちと、
おいしいお肉を食べてきました!
そのレストランの経営者が牧場を所有していて、
熟成した食べごろのとてもやわらかく、
胃もたれしないお肉でした。
次の日1.2キロ太りましたが(笑)
さてその帰りに、某花祭り会場へ出かけました。
たくさんの露店が出ていて、
人もたくさん大賑わい。
八重桜がそこかしこと咲き乱れています。
きれいでしたね~!
で、連休中は日変わりで演歌歌手が来て、
野外ステージでコンサートを繰り広げるようですね。
前田たちが行ったその日は、
自由参加のチャリティー・カラオケショーがありました。
参加者はおそらくどこかのカラオケ・サークルの人たちでしょう。
2、3組のそれらしき団体が、ステージ前芝生の観客席に陣取って
そこから参加者がステージに上がっていました。
前田達は12、3人あたりまで見ていたのですが、、、
演歌の歌い方の特徴?
ほぼ演歌でした。
中にはお上手な方もいました。
音程もとれているし声もよく出ている。
が!
お上手なのですがそのうちの複数人は、、、
失礼ながら、聴くに堪えないのです。
・・・ホントに失礼ながら、とにかく声が汚い。。。
普段、あんぷらぐどの先生方の美しい歌声を聴いてるだけに
余計にそう思えてしまったのかもしれません。
演歌を歌う人の特性なのでしょうか、
うがいをしているような声を出す人や
とにかく力いっぱい、がなっている、叫んでいる。
地声で力任せに押している、というのでしょうね。
前田など、おいおい喉やられるよと、
ひとごとながら心配になりましたよ。
で、参加者のいろいろな歌声を聞いているうちに
はたと思いました。
歌声の汚さの原因は声質ではない
声の音色、つまり声質が汚い、というのではないのです。
それなのに、こんなに声が汚く聴こえるのは、共鳴していないからじゃないか?
力任せで声を出すのではなく、美しく声を響かせる発声を知らないのではないか?
力いっぱい血管引きちぎれんばかりに歌うのが演歌だ!
・・・という方には余計な御世話でしょうけど(笑)
マイクの使い方
カラオケですので、マイクを使います。
このカラオケでのマイクの使い方、
というのも影響すると思いますね。
マイクは拡声器ですので、
大元の発声・発音がきちんとしていなければ
美しく上手に聴こえることはありません。
カラオケで演歌を歌うとき、サビなど大きな声を出す時に、
マイクを口からかなり話しますね。
あれって演歌カラオケのステイタスでしょうか(笑)
でも、声量のある人がカラオケでマイクを持って歌うと、
歌いにくい面があります。
カラオケ演奏と声量のバランスがとりにくいのです。
BS日テレ「こころの歌」に出演中の
フォレストの内海万里子さんが
「マイクに慣れるまで大変でした」
とおっしゃっていました。
前田も実はマイクを使うと歌いにくいところがあります。
レッスンではマイクを使わず歌っていますし、
前田のスタジオ・あんぷらぐどで演奏会・ライブをやる時でも
マイクなしの生音です。
ごくたまにカラオケに行っても、どう声を出したらいいのか、
逆に迷ってしまいます。
モデリングする歌手を決めて理想の歌声をイメージする!
前田は今、
のどの奥を大きく広げ、のどや鼻腔で共鳴を得、
それにより響きのある声を出すと同時に、
声量を増し、より楽に高音を出す
というのを課題にしています。
かてて加えて発音しにくい母音、とくに「i」と「e」のときの
上手な発声・歌い方を修正しています。
簡単に言えば、
マイクなしでも観客席遠くまで届き、美しく響く歌声で歌いたい、
手に入れたい、ということです。
こういう声を出したい!という明確なイメージがあれば、
身体がそれに合わせて発声しようとする、
とボイトレの先生は言います。
あんなふうに出したいし、この歌手のように歌いたいし、
あの歌手も好き!
と定まっていないと、なかなかいいイメージで声が出ない。
ですのでまずはモデリングする歌手を決めましょう。
前田は、ああいう風に歌いたい、声を出したい、
とモデリングしてイメージしているシンガーが一人います。
だからこそ前述の課題が見えてきたのですね。
どうやってあの声を出しているのだろう?
聴きとりやすい歌詞を発音するには?
ぜひあなたの歌唱課題を見つけてください!!
たんなる余談
余談ですが、
カラオケサークルに属していない人で、
ステージ慣れしてそこそこ歌える女の人が出て来たら、
場の空気が少し冷えました(笑)
そのかたは歌い終るとそそくさと去って行きましたが(笑)
そこそこ以上に歌えると自負のある方は
気をつけましょうね!笑
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