弾き語りラボラトリー所長のぬし君ことマエダです。
さて、マエダはこのところオペラ・アリアを歌っているのですが、
…といってもレパートリーはまだ2曲ですけど(笑)
で、アリアのレッスンを受けて師匠によく指導を受けるのが、
「それだとロックの声です」。
さてではロックとオペラ、何が違うのか??
歌は息の流れで共鳴させる!
めちゃくちゃ簡単に云うと、「響かせる場所が違う」ということです。
オペラはある一定の「高いポジション」で、
そこから寸分違えず「響きで歌う」ことを要求されます。
「響きで歌う」は、クラシックでは決まり事というか、
当たり前のことなのですね。
で、ロックは、オペラの場所より低いポジションでも構わず、
より自由に歌えます。
囁くようにも歌えるし、シャウトしてもかまわない。
基本マイクがあるから、喉声でも地声でも構わないわけです。
かつ人それぞれの歌唱の癖も、それが味わいとなり、
個性として、マエダならマエダ‘節’として許容されます。
で、小見出しの息の流れで共鳴させるですが、、、
力まず息を送る
伊太利語でアリアを練習しているときにふと思いました。
力を入れて息を送り声を張り上げるより、
息を口の中から外へと送るときに共鳴させると、つまり響かせると、
より力を使わずきれいに響くし、声量も上がるのではないか、と。
つまり、「小さな力で大きく響かす」
これを息の流れで行うのが、発声・歌唱の土台ではないかと思いました。
で、3月の弾き合い会で本番前にミニ・ボイトレをしたのですが、
その際はこの気づきを取り入れました。
すると本番でー
自画自賛で恐縮ですが(笑)、弾き語り初級者の方の声の出が良く、
高音も今までのその方よりも、楽に出ているように感じました。
中級者の男性も、「いい感じで声が出ていたように思います」
といってくださいました。
ま、リップ・サービスもあるかもしれませんが(^^♪
今までの前田のボイトレは身体の使い方をメインに組み立てていましたが、
これからは、それにプラスして、息の流れから響かせる方法も取り入れます!
昭和な皆様なら覚えがあるでしょう。
コーラの瓶の口に息を吹きかけ、
「ボーッ、、」という音を立てて遊んだ日を(笑)
はい、これがそのイメージでっす!
気になったらぜひボイトレにお申し込みくださいな(^^♪