「家では大きな声が出せません。何かよい練習方法はありますか?」
よくある質問です。
リップロール
ボイトレの先生に勧められたのが、リップロールです。
リップロールとは、唇を閉じたまま「プルルルルル」と
息を出すことです。
これは横隔膜を使った呼吸の練習になります。
また、声帯の緊張をほぐす準備運動にも良いですね。
リップロールは、
「それ、できないのです」という方が結構おられます。
・息は強く吐かない。
・「ふー」と息を出しているのと同じ。
・下唇を意識する。
を意識してくださいね。
ハミング
あと、ハミングがあります。
鼻腔を意識して、骨に響かせるように、
喉の奥を大きく開けて(口は閉じたまま)、
mm~~
と出してみましょう。
口を閉じていますので、声が鼻から抜けます。
声帯と鼻腔の響きを感じることができますね。
声帯のストレッチ、
息の流れをコントロールする、という効果もあります。
息を吐く練習
息を吐く練習もできます。
s を発音するように「ス~~~~~~」と息を吐きます。
これを最初は8拍、慣れてくれば、16拍、32拍と続けます。
慣れないとすぐ息を吐き切ってしまいますので、
少しずつ小さく息を吐いていきましょう。
均一な息の量で吐けるように、
おなかの支えを、つまり横隔膜を意識します。
これができれば、均一な息の量で歌が歌えます!
以上を見てみると、結局は「呼吸」にいきつきます。
大きい声を出せなくても、基本中の基本になる
「呼吸のトレーニング」なら
家でコツコツ地道に続けられますね!
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