「何を言っているのかよくわからない」
といわれたら、これは悲しいですね。
自分ではキチンといっているつもりなのに。。。
そんなときは!
母音
声は母音でできています。
母音の質が、あなたの声質を左右します。
なぜなら、母音が一番「響き」が集まりやすいからです。
自分の声が嫌いという方は、
母音を美しく正しく発音するということを
心がけてみてはいかがでしょうか。
AIUEO
あえいおう
舌先は、下の前歯の裏に触れ、
喉や口腔・鼻腔が緩んだ状態で発音します。
口の形を丸くし、
なるべく丸い形を崩さないように、
声を出してみましょう。
これができないと
音が不安定になったり、
声を出している「位置(ポジション)」が定まらず、
声がふらふらあちこちに動いてしまい、
均等に、同じライン上で歌えません。
母音を意識すると、喉の奥が開きます。
すると歌詞も、一つ一つの母音が重なって、
きれいな声で音も正しく聴こえます。
母音で言葉がハッキリ伝われば「声は通る」のです。
ムズカシイですが、母音を発音する際、
下唇を歯から離して少し前に、
下あごは後ろにしましょう。
母音は、すべての母音を全く同じフォームの喉で歌う、
あごの広さもできるだけ同じ、を心がけます。
ただし歌唱時においては、母音を次のように歌うと、
スムーズに歌える場合があります。
アのようなオ
オのようなア etc
例:
ほしい hoshii → はしい hashii
参考【子音】
kAkIkUkEkOの k のように母音の前に一瞬表れる音で、
母音に引き継がれます。
子音には2種類あります。
有声子音:声帯の振動を使って音になる
無声子音:声帯の振動を必要としない
舌を動かしたり、歯を合わせたり、
のどの奥で破裂音を作ることで生まれます。