お世話さまです、前田です。
2月です!
どうしてか1月は長く感じましたねえ。
節分で豆まきなんて、いつ以来してないでしょうか。。。
皆様はしてらっしゃいますか(^^♪
鬼は外~~、やあまだも外~~~
・・・いい加減やあまだいじりもネタが尽きてきましたねえ(笑)
◆本番で歌う際に絶対に必要な○○!
さて久々にウンチクでも語りましょうか♪
マエダのボイトレの生徒様、参考にどうぞ(^^♪
○○がないと、、、
ここ1,2ヶ月くらいに、
複数のアマチュアさんバンドの、
ライブハウスでのライブ映像ダイジェスト(?)を
たまたま見て思ったのですが、、、
そのバンドはどちらもハード目のロックで女性ボーカルです。
もちろん、動画の録音・録画状況や状態、機材に依ることは
当然ですが、
あ、ちなみにバンドの大音量の音って、生演奏を生録すると、
再生は生音で聴こえるのですよ。
・・・って???ですかね(笑)
つまり余分なもの・装飾音が取り除かれてしまうんです。
すると―
今回のその動画の歌に限っていうと、
「力で歌っている」ようにしか聴こえないんですね。
バンドの大音量に負けないように
喉を引き絞らんばかりに叫んでいる、
といえばカッコよいです。
が、わたくしめから云えば、大きくは
・歌声に伸びがない
・歌に余裕なく聴こえる
のです。
これってなんでだろう?
と考えていたところ、
あれがないんだ、ということに気づきました。
それが見出しの○○こと「共鳴」です。
マイクでPAを通せばリザーブやエコーはかけられるので、
ライブハウス会場ではさほど気にならないかもしれません。
しかしいろいろと取り除かれる生録音では、
これが顕著に分かってしまうのですねえ。。。
♪マイクは増幅装置に過ぎない
「共鳴」って、ごくおおざっぱに簡単にいうと、
「増幅」です。
声を大きく聴こえさせるもの、です。
歌い手は自分の身体が楽器ですから、
いかに響かせるか?という点が非常に大切になります。
声量がなくても上手に響かせることができれば、
それなりに歌声を遠くに届かせることができるのですね。
その歌声を遠くに届かせる手助けをするのがマイクです。
が、マイクは拡声器、増幅「装置」に過ぎません。
機械的に処理して音を「加工」できるので
耳障り良く、会場の隅々まで声を届かせることができます。
しかしながら、もともとの声が十分に響いていないと、
「それなりの声」でしか、増幅できないのです。
今、弾き合い会ではマイクを使ってボーカルを拾うことも増えました。
あんぷらぐどのPAはもともとはカラオケ用ですので、
しかも20数年前のもの(笑)、
ホントに「増幅」するだけ用です。
エコライザーも 低音、中音、高音を「つまみ」で増減、
エコーもついていますが、ほぼほぼ使っていません。
目的としては、ギターとボーカルの音量バランスをとること。
これが思った以上にほど良くよい音を創り出しています。
特にボーカル、その人の声・歌唱の良さが引き出されているように
前田は感じています。
弾き語りのマイク環境にちょうど良い、
あんぷらぐどのスタジオの広さと音響なのでしょうね^^
余談ですが、
マエダの師匠があるレコーディングに参加したことがあります。
その際、ある周波数以下・以上をカットされ、
かつある周波数をエコライザーかけられ、
その加工された自分の「声」を聴いたとき!
「私の声じゃない」
と大きな違和感を持ったと聞いたことがあります。
♪「響かせる」とはどういうことか??
楽器を弾いている人なら、
「鳴らす」「鳴る」という言葉はよく使うでしょう。
曰く
このギター、よく鳴るねえ!
このピアノ、鳴らないなあ??
身体が楽器の歌い手でも同じです。
よく鳴るなあ=よく響くなあ、です。
いかに身体を使って声を鳴らすか?
それが歌い手にとっての共鳴であり、響かせる、
ということです。
力技だけでギターをかき鳴らしても「よい音」にはなりませんし、
力技だけで声を出して歌っても、声が枯れるだけ、
喉に良いことはありませんね。
前田がこの項の大見出しで「絶対に」と表記したのは、
これはもう身に付けて当然しかるべき当たり前の大前提だから、
と強く思っているからです。
特に我々中高年は、筋力が衰えてきています。
そこに力技で歌っては喉もおなかの内筋も疲労するだけ。
いかに省エネで歌うか?
が、衰えはじめた我々中高年の目指す道です(笑)
また余談ですが、
あるピアノ弾きが鳴らないなあといっていたピアノを、
別のある人が弾いてみると、
「いやそんなことないよ」とばかりよく鳴った、
という逸話があります。
プロは、どんな楽器でもそれなりに上手に鳴らし、
弾きこなすことができます。
いかに鳴らすか?
響かせるか?
共鳴させるか?
を、意識の片隅に置いて精進することが、
普通のアマチュアと、あんぷらぐど弾き語り倶楽部関係者の
大きな違いなのです(笑)
我々は「歌うたい」として、
どんな会場でも常に響かせられる発声や身体の使い方を身に付ける、
を目標にしましょう!!
◆編集後記
さて、力技で歌う、って、
実は前田がそうだったのですよね、
学生時代から20代中頃まで。
そこに限界を感じて、師匠に歌を習いに行ったわけです。
そしてそこから時は過ぎはや25年。。。
今のわたくしめがあるのです(/ω\)
その学んだすべてを皆さまにお伝えしております^^
ぜひぜひ、ボイトレや弾き合い会や日帰り合宿に参加くださいね!!
ではではまたまた!!
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