歌は呼吸が8割
歌は呼吸が8割といわれています。
息は鼻から吸うのが基本です。
いっぺんにたくさん、思いっきり吸おうとしないで大丈夫です。
吸った息をお腹に落として、左右に膨らませるイメージです。
吸いすぎて苦しくなるまで思い切り吸ってしまうと、
苦しいから楽になろうと一気に息を吐き切ってしまい、
歌唱には何の役にも立ちません(笑)
また、歌においては、息を吸うことよりも吐くことが大事になります。
吐いた息で歌を歌っていくわけですので、
どれだけ息を吐き続けることができるか
が大切になります。
強く吐きすぎてアッという間に息が続かなくなったりすると、
歌が止まります。
「歌が止まる」ということは、
その曲の「すべて」が止まるということです。
胸式呼吸
肩を上下させて呼吸する方法。
人の身体は吸気の時に緊張し呼気の時にリラックスします。
胸式呼吸では、肩が上下する動作が筋肉の固さを生み、
体の狭い範囲しか使わない・
無駄に力を使う、力んでしまう場合がある、
といった発声・歌唱上の難点があります。
特に、歌うための息をコントロールするのが難しいため、
歌唱時には使いません。
筆者ことあんぷらぐどぬしがボイトレを受けると、
ブレスの時に肩をあげない、
と先生からよく注意されますね。
吐く息のコントロールが悪くて、
歌っていて息が続かなくなって
呼吸に余裕がなくなると、
知らず知らずのうちに、ブレス時に肩が上がってしまうのです。
上手に息を吐き切ってみると、自然におなかに息が入ってきます。
つまり歌唱時に息をコントルールしている場合、肩は上がりません。
ではどうすれば息をコントロールできるのか?
続きはこちらで!初級編
腹式呼吸と支え
http://hikikatari.club/2016/03/13/post-176/
声の出る仕組み
http://hikikatari.club/2016/03/12/post-139/