SACHIKO ばんばひろふみ
1979年発売ですが、1980年ヒットの曲となるようですね。
この曲、歌ってみるといい曲ですね~
歌いだしが
♪レミファソラ~♪
♪しあ わ せを~
と一音ずつ上がっていくので、気持ちよく歌いだせます。
語る 歌いあげる おさめる
さて、歌唱上のスキルとして、
どう曲を構成して歌うか、を考える際に参考になるのがこれ!
歌いあげる部分
おさめる部分
前田の師匠は声楽家なので、よくオペラを例に出すのですが、、、
歌いあげる部分とは、文字通りオペラでいう「アリア」など歌いあげるところ
おさめるとは、歌い終わりの締めくくりをどこにどういう風に締めくくるか
SACHIKOで上記を構成すると―
・語り:Aメロ~Bメロ
幸せを数えたら~笑い話になるものさ
・歌いあげる:サビ
SACHIKO 思い通りに~笑い方も忘れた時は
・おさめる:歌い終わり
思いだすまで そばにいるよ
これが「大枠」です。
で、さらに、それぞれの部分で、
「歌詞のひとまとまりごと」にどう歌うかを決めます。
マエダ例:「」でひとまとまりの歌詞と考えます。
「幸せを数えたら(語る) 片手にさえ(歌いあげる) 余る(おさめる)」
「不幸せ(語り) 数えたら両手でも(やや歌いあげる) 足りない(おさめる)」
「いくら心が綺麗でも(語る) 醜いアヒルの(語る) 子では嫌だと(シンコペ、次の
歌詞につなげる) 泣いた夜さえいつの日か(おさめつつ語る) 笑い話になるものさ
(やや歌いあげおさめる)」
「(歌いあげる)
SACHIKO 思い通りに
SACHIKO 生きてごらん」
「(歌いあげる)
それが悲しい恋でもいい
笑い方も忘れた時は
思いだすまで そばにいるよ(おさめる)」
まとめ
おさめる部分をどう歌うかで、曲の印象も変わるし、
曲にメリハリがつき、表情がつきます。
例えば、さび終わり「(思いだすまで) そばにいるよ」
この「そばにいるよ」を力強く歌うか、優しく囁くように歌うかで、
その人の個性がでたり、曲の表情が変わります。
プロは、こういうところで、自分を表現しているのですね。
そしてそれが人の心を打つわけです。
どうも歌がノペーッとしてしまう、と悩んでいる人なら、
ぜひお試しあれ!
sachiko:カポ4のところ、カポ3で歌ってしまいました。本人気づかず orz
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SACHIKO/ばんばひろふみ
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