セクシャルバイオレットNO1
桑名正博
1979年発表、自身唯一のオリコンNO1曲。
松本隆-筒美京平作品。
カネボウ化粧品のCMタイアップ曲で、
「セクシャルバイオレットNO1」というフレーズが
あらかじめ決まっていたとか。
作詞の松本氏は、ダサいフレーズは歌詞に入れたくなかったらしいが、
いい歌詞が浮かばず、開き直ってこのフレーズを連呼したそうだ(笑)
参考:1979年の歌謡曲 スージー鈴木著 P78~9 より
さて、この著者によると、「セクシャルバイオレットNO1」は、
松本隆-筒美京平作品の「哀愁トゥナイト」と比べると、
広告的制約によって佳作の域になるという。
実はマエダは哀愁トゥナイトは知らなかったので
youtubeで見てみた。
(セクシャルバイオレットNO1も収録されています)
なるほど、カッコイイ!
さてしかし、これらをギター弾き語りで歌うとしたら、どうだろうか?
ギター弾き語りかアコギ弾き語りか
楽譜はこちら
セクシャルバイオレットNo.1/桑名 正博
マエダは先日、ピアノとギターで「セクシャルバイオレットNO1」を演奏した。
バンドの曲でも、「セクシャルバイオレットNO1」はギター1本で歌えるであろう。
「哀愁トゥナイト」はやったことがないのだが、できないこともなさそうだ。
ただこの場合、ギター弾き語り、というより、
アコギ弾き語り、のほうがしっくりくる。
そう、優しくギターをつま弾いて歌う、というより、
ギターをかき鳴らして歌う!叫ぶ!―だろう。
参考:マエダの大好きな世良公則さんがアコギで歌うように、だ。
どう弾き語るか
で、哀愁トゥナイトは、バンドであれ弾き語りであれ、
歌うにはかなり難しい、と思う。
中低音の早口目の「語り」部分が多いのだ。
リズムに乗って、歌詞をキチンと届けてサビに持っていく―
なかなかにチャレンジのし甲斐がある曲だ。
今度歌ってみよう。
さて一方、セクシャルバイオレットNO1―
広告タイアップ曲だからであろう、かなり歌いやすく、
しかもノリがあってカッコよく決められる曲である。
ギターはAメロは8ビートのベース刻みで弾き歌い、
Bメロ・さびや展開などはストロークでかき鳴らし歌う。
歌は、出だしの「薄い生麻に 乱れた女は~」、
低音部からの歌いだしなので、
のどを閉めずに身体を開いて歌うようにしないと、
何を言っているかわからないし、メロディもハマらない。
展開部「情熱の赤、哀愁の青~~・・・」は、
ギターのリズムを決めながら歌うと、ホントカッコよく気持ちいい!
歌詞をきちんとリズムにのせ、走らないように、発語に気をつけて歌おう。
全体的に、艶っぽく、オトコのイロケが出るように歌いたい。
マエダは無理だったが(笑)
諸氏の検討を祈る(^^♪
関連曲:ギターコード
月のあかり / 桑名 正博
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