━━━━━━━━━━━━━ ◆コラム:弾き語りの守破離とは? ━━━━━━━━━━━━━
さて、「守破離」とはよく聞く言葉ですが、
改めてグーグル先生に聞いてみると―
・守破離(しゅはり)とは、
日本の武道や茶道、伝統芸能における
修行の3段階(守・破・離)を示した言葉です。
まずは師の教えや基本型を忠実に「守り」、
次にそれを「破り」て応用し、
最終的に型から「離」れて独自性を確立するという、
飛躍的成長のためのプロセスを意味します
・もとは千利休の訓をまとめた『利休道歌』にある、
「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」
を引用したものとされている。
(以上引用・改行マエダ)
「飛躍的成長のプロセス」って意味付けはワタクシマエダめ、
初の知見ですねえ??
え、あんたが知らないだけ!?www
まあそれはともかく、これを弾き語りに当てはめてみましょう。
弾き語りの守破離
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守:
好きな歌手のある1曲を、忠実に真似る。
完コピに近い練習をする。
長じてその歌手の歌い方・演奏の仕方を忠実に真似る段階。
破:
忠実に歌っていたその曲・歌手に、
他の歌手のギターの弾き方や歌い方を取り入れたり、
自分なりの工夫を加えて演奏する段階。
離:
ある曲や歌手の影響から「離」れ、自分独自の表現を確立する段階。
‘コピー’から’カヴァー’へ、またはオリジナル曲作りへと移行する時。
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で思ったのですが、守破離という言葉が独り歩きしていて、
そのもととなったとされている
「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」の
「本を忘るな」というところは、案外言及されていませんかねえ。
弾き語りでいえば、
教えを破り離れたとしても根源の精神、
つまり大好きだったあの歌手に対しての変わらぬ思いを見失ってはならない、
ということでしょう。
で、ふと、
「これって自分自身の’殻’を破るためのリクツとしても言えるんじゃね?」
と思いました。
きっとそれが
「飛躍的成長のプロセス」って意味付けに通ずるのでしょう。
自分自身の’殻’を破るための守破離
マエダでいえば、歌に対して
ボイトレェ!?なんじゃそりゃ?
ノドを嗄らしてナンボのもんじゃい、ボーカルなんて!
そうすりゃ声量もつくし音域も伸びて高い声も出るわ!
音楽理論!?楽譜ゥ!?
いらんいらん、耳コピで何とでもなるだろ。
読めんプロだってたくさんいるだろが。
・・・馬鹿ですねぇ、ホント(/ω\)www
ほか、弾き語りだけでなくコピーバンド・ボーカルとかでもよくあるのが、
「原キーで歌うことに異常にこだわる」
があります。
・・・はい、マエダもそうでした(笑)
今はそんなことは全くないですけどね。
プロの誰それは70代になってもコンサートでは
昔と変わらない原キーで歌っている!
とかをスゲーという(笑)
ほか歌いたい側の音域が違うのに、
どうしてもあの大好きな歌手と同じキーで高音を出したい!!
という気持ち。
これらを参考に分類すると―
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守:
自分自身の歌に対する思い・こだわり・プライドに(良くも悪くも)忠実に歌う。
→ やがて限界が訪れる。もしくはそれに気が付かなければならない。
破:
成長への希求が無意識・無自覚に始まる。
自分自身の歌に対する思い・こだわり・プライドに良くも悪くも疑問を持つ。
葛藤する。捨ててみる。ないしは捨ててみようとする。
→ ここで成長が始まる。
但し、自分自身のこれまでを否定することにも一面つながるので、苦しみが強い。
悩みどころである。
ここで殻が破れるかどうかが問われる。
離:
自分自身の歌に対する思い・こだわり・プライドから一旦離れる。
捨て去るのではなく、’含んで超える’のである。
一歩、人間的成長が始まる
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自分自身が成長すれば、
歌に対する’本’=根源の精神はそのままに、
思い・こだわり・プライドをより発展させることもできるし、
それが歌唱力・表現力の大きな飛躍に直結できるでしょう。
例えるなら、
卒業して中学生から高校生になるように、
ひとつ、成長したなアと思うだけで
自分自身の’本’は変わらないのと同じです。
高校生になって小中学生時分の自分自身を思うとき、
まあ温かい目で見られることもあるでしょう。
・・・もちろん恥多きものですが(笑)
その記憶はあるけどそこにはもういない―
それが「含んで超える」です。
無理に手放して捨て去ることはないし、
向き合いたくなければどこぞに放っておけばいいのです。
それと同じで、弾き語りでも一歩大きくなれば、
「なんであんなにこだわっていたのだろう??」と
昔の自分の’愚かさ’を苦笑いしたり、
「頑張ってたんだなア。。。」と
温かい目で見つめることもできるのではないでしょうか。
ぜひぜひ弾き合い会をそのいいきっかけ、
機会とその実践にお役立てくださいね!!
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◆編集後記
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さてこのニュースレター、制限時間を決めて書いています。
そのほうが締め切りに追われた作家のように(笑)、
いいアイディアが出てくるものですね^^
今回は守破離に心理学の視点を加えてみたのですが、
いやあ、もっと深めたいところも出てきました。
おいおい書いていきますね。
いやあ、今回は疲れました(笑)
ご感想をお寄せいただけると、ものすごく、
うれしいでっす!!
ではでは今日はこの辺で。
ではではまたまたまた~~

