ある女性が、安全地帯のことを「あんち」といってました。
安地、という略語であることに気が付くまで、しばらくかかりましたわ(笑)
さて、この曲もいい曲です。
歌っていて気持ちも昂ります。
しかし、ここが落とし穴!
ただ歌っているだけの自己満に終わります。
自分が気持ちよく歌っているだけで、聴き手に何も伝わりませン。
なぜなら、そこに「意図」がないから。
この曲をこう歌おう
この曲の肝は何か?
この言葉(歌詞)をこうメロディに乗せたい―
これをきちんと決めると、
ホントに表現が変わります。
「ただ歌っているだけ」が、「あ、何かいい!」に変わる。
これ、大事ですよ。
また、発声も落ち着きます。
発声の基礎に基づいて、「上手」に歌おうとすると、
「歌を届ける」というよりも、
美声を聴かせたい、みたいな腕自慢になりやすいし、
「いい声を保つ」方に意識が行きすぎて、
逆に歌いにくくなります。
いい声で歌おうとか、腹式呼吸で口の中を大きく開けてとか、
技術的なことはもちろん身につけておくことが望ましいですが、
肝心の歌をどう表現するか?
ここに思いをはせることが、弾き語り上級者へのステップですね(^^♪
歌いたい曲、その曲をどう「解釈」してうたうか、
それを決めるだけでも歌唱が変わるし、
歌っていて楽しいです。
ギターの弾き方も断然変わり、観客に伝わりやすい表現になります。
まずは歌詞を声に出して読むこと。
舞台のセリフのように抑揚をつけて読むのがコツです。
必ず一人でやってくださいね。
人がいたらできません、恥ずかしすぎる(笑)
以上、nushiの実例からお届けしました(笑)
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