さて前回、キーマカレーを妄想カフェメニューとして検討した。
ではいったいこれをいくらに値付けすればいいのだろうか?
オープンマイク・カフェとしては後ほどにして、
まずカフェ単体として考えてみよう。
価格をいくらにすればよいのか
一般に原価の3倍がちょうどよい価格だと言われている。
ではキーマカレーの原価が、300円だったとしよう。
3倍なら900円になる。
悪くはない価格付けである。
で、次に考えるのが、これをこのまま900円の値段で出せるかどうかである。
例えば近所にカレー屋さんがあって、
そこではキーマカレーを700円で出していたとしよう。
最近では インドカレー屋さんが増えている。
ナン付き・チャイ付きでランチ700円だとしたら?
ディナーでならいくら??
飲み放題付ければプラスいくらまでいけるだろう??
また、
この地域の人は、カレーにいくらまでだったら出せるのだろう?
という視点も大切だ。
現に、ぬしこと前田の住む豊春で、
駅近く商店街通りに、コーヒー一杯350円~のちょっとこ洒落たカフェを出した店が、
2カ月たたずに撤退した。
珈琲に1杯350円以上出すお客さんが、昼間の豊春にはいないのである。
同時期に出店したカフェは、コーヒー1杯250円、お代わり100円で
地元の主婦に人気であるのだが^^
ゴーイングコンサーン(継続事業体)として
経営を維持するためには利益を出すことが必須である。
わかりやすく簡単に言えば、お店のメニュー商品群で
食材仕入れ
人件費
水道光熱費など諸経費
これらを賄えて、かつ経営者家族が暮らしていけるだけの利益が出ればよい。
できれば内部留保できるキャッシュも欲しいところだ。
キーマカレーを900円で出せなくても、
ほかに高利益率のメニューがあればよいな。
マーケティング的には
あげる商品 (客寄せメニュー)
売れる商品 (例:キーマカレーなど)
売りたい商品 (高利益率メニュー)
となる。
メニュー戦略というものが必要となるゆえんである。
ほかのメニューも試食しているのだが、
それはまた今度(^^♪
かつ、なぜそのメニューなのか?
というのも経営上大切な視点である。
が、それもまた今度!
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