さて前回は座って歌うことについて解説しました。
では今日は’立って歌う’について、です。
立って歌うには ‘軸’ が必要
・立ってギターで弾き語る
・立って踊りながら、振りつけながら歌う
立って歌うと、身体の動きの自由度が増します。
で、ここが座って歌うときと比べて、
大きな長所であり、欠点となるのです。
その欠点とは、結論から言うと、
‘体幹’が崩れやすい、のです。
前田がよく言う ‘軸’ のことですね。
むむ?どういうことだ??
と思ったでしょうか(^^♪
例えば、歌いながら動く、踊る、の代表例は
ミュージカル、オペラ
アイドル、アイドルグループの振りつけダンス
です。
AKBでもピンクレディでもシブガキ隊でも(笑)
彼らは’軸’が崩れていません。
だからどんな格好・体勢をしてもバランスが崩れ
コケる、なんてないでしょう。
踊りのシロウトの前田がやってみたら―
ゼッタイに腰やりますわ(笑)
立って歌うコツ
前田は、ギターを持っていてもいなくても、
立って歌うコツとは、
下半身を、体重移動他いかに動きの自由度を保ったまま
どっしり土台として安定させるか、
かつ、軸を立てながら上半身の脱力をいかにキープするか?
だと思っています。
いかに体幹=軸を立てられるか。
言い換えれば、自分にとって歌いやすい軸を
「自覚」でき常に「再現」できるか?
姿勢も、自身の歌いやすさを見つけるために
‘つくる’ものなのです!
天敵は猫背。
胸が潰れて呼吸しにくければ、
横隔膜の動きが鈍ければ、
胸式呼吸も腹式呼吸もありません。
その他利点といえば
そのほかの利点として、立って歌うと、
・身体が’開き’やすい。
ホールで歌うときなど声を響かせやすい。
・身体に力が入ったりしても修正しやすい、
練習でも本番中でも、
歌いにくい、声が上ずっている、音程がズレやすいetcを感じたら、
深く呼吸することにより、修正できます。
深く呼吸するには、もうお分かりでしょう、
そうです、姿勢が大切です。
立って歌うことのまとめ
もう一度まとめますよ(^^♪
歌いやすい自分にとっての体幹=軸を’自覚’することが、
立って歌う大前提!
ギターを持って立って歌う場合も、結局、
いかに身体の使い方を意識しながら歌うか?
につきます。そしてその身体の使い方を、
いかに無意識レベルにまで染み付かせるか?
という次元にまで高めるだけです。
・・・って、それが大変なのですけどね(笑)
キーワード:
姿勢つくり、良い姿勢、体幹=軸、
深く良い呼吸、身体を開く=共鳴
立って歌う=リズムに乗る
コメント