5/22発行のMLNレター、お届けでっす(^^♪
明日のために弾き語り忘備録メモ その5
あなたの身体と魂を使ってその曲を語り継ぐ使命を持った存在なのだ!
【解説】
前田家の元家業はお好み焼屋です。
バブル期はパート・アルバイトさんにも調理を任せていたものです。
が、同じレシピ、手順でも、作る人によって微妙に味が違うのですよね~
不思議なものです。
翻って弾き語り。
同じコピー曲でも、歌い手によってその趣、
味わいは全く違うものになります。
あなた独自の
見た目・雰囲気
声
演奏スタイル
得意な調
好みの音
好きなギターメーカー
etcetc
そしてプラスαが、その’語り口’をさらに’あなた色’に強めます。
どんな人生を送って来た・いるのか
人生の傷・痛みは?
人生の喜び、幸せは?
生きる意味は?
命を何のために使っているのか?
etcetc
あなた独自の’語り口’を通して
聴き手はその曲の世界に引きこまれ、
時にはほっとあたたかい気分に、
時にはしんみり涙に、、、
と、喜怒哀楽ファンタジー冒険を、
まるで1本の映画や小説のごとくに
ものの3,4分で感じとるのです。
ならば、聴き手を惹きつける’語り部’として、
どう語りたいですか?
どう語り継ぎたいですか?
聴き手に曲の世界の’ストーリー展開’を、
あなたの声で例えば登場人物をリアルに浮かび上がらせ、
例えばギターサウンドで効果音のごとくびっくりさせ、
歌とギターのハーモニーで至福の瞬間を味わっていただく―
「あなたの語り口が好きだ」
「あなたの語り口は心地よい」
「あなたの語り口にはつい引き込まれる」
そういわれることは、弾き語りシンガーとしての醍醐味ではありませんか♪
語り部とは?
あなたが’語り継ぐこと’に、’あなた独自の理由’があります。
楽曲というものはそこに’ある’だけ。
誰も奏でてくれなかったら、その存在すら知られません。
誰もが語りたがる楽曲もあります。
しかし、誰も語ってくれない、
語り継いでくれない忘れ去られた名曲もあるのです。
埋もれてしまった楽曲に息吹を吹き込む―
あなたによってその命が吹き込まれるのです。
それが弾き語り’語り部’シンガーとしての、あなたの使命・責務なのです。
ミッションなのです!
あなたの存在そのもので勝負できる、
それが弾き語り’語り部’シンガーなのですから。
今日の1曲:【テーマ】語ってみよう
山本潤子 卒業写真
赤い鳥 や ハイファイセット のボーカリストです。
この曲自体も、たくさんの人が’語ってみたい曲’でしょうね。
が!!!
「誰もが知っている曲って、実はとても歌いたくない曲になるんですよ」
と前田の師匠はいいます。
前田の師匠は声楽家で、それこそ30年以上プロのステージで揉まれ、
鍛え上げられてきた実力者です。
そんな人でさえ、たくさんの人の口に上る曲は
「聴き手の自分の中のその曲のイメージというのがあって、
それと比べられてしまうんです」
と、歌いたくないとか。
だからこそ前田は思います。
「その人独特の語り口が必須になる」のだと。
さあ、聴き手のイメージを壊さないぎりぎりの限界と、
自分独自の語り口で歌うぎりぎり限界の攻防、
これを経験してみませんかb(^^♪
ではではまた!
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