前田は、ライブなど本番でスピード感のある曲だと、
突っ込んでしまい、めちゃくちゃ速くなります。
馬の駆ける音、
パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ、、、
がそのリズムの原点とホントかどうかうろ覚えなのですが、
聞いた覚えがあります。
前ノリなんていうカッコイイしろものではありませン。
無謀運転といえます。
ゆっくり歌おうとすると、逆にモタってるように聴こえる、
といわれたこともあります(´;ω;`)ウゥゥ
いわゆるグルーヴ感とかタイム感とかswingとかいわれるノリ、
これを出すのにいつも前田は苦労しております。。。
リズム・キープで意識することはこれ!!
で、これを両方克服するコツがあります。
それが!!!
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裏拍を意識すること!
・・って、ムズカシインデスけどね(笑)
特に、突っ込み気味の方は、
4拍目から次の1拍目の頭にいくまでの「ウラ」の感覚が短い
のが原因の一つとか。
いち、にィ、さん、しいち、に、、、
↑わかります?
これを正すには、
1)練習中常に裏拍に「トー」を入れて数える
例:いちトー にィトー さんトー よんトー
2)「一」の代わりに「五」と数える
いち、にィ、さん、しい(よん)、ごぉ(=いち)、にィ、さん、しい、
「四、五」と数えることで、4拍目から次の1拍目(つまり5拍目)の裏の感覚が
他の拍と同じになる、ということなのです。
ギターをかき鳴らして歌う人は、
ぜひお試しください。
モタッている場合について
リズムキープのコツとして、
裏拍を意識することを書きました。
「モタってしまう」についてですが―
モタって聴こえるその原因、カンタンに言えば
「リズムに乗れていない」。
この場合、裏拍意識は当然の前提として、
ほかに気をつけることは大きく2つ―
1)シンコペーション
2)曲は’時間的’に前に進んでいるという意識
です。
シンコペーションは、
特に歌詞とコードのみの楽譜を見て歌っている人は、
あまり意識していないかもしれませんね。
音符は読めなくても、一度歌いたい曲の楽譜を見てみることを
お勧めします(^^♪
で、今回は、2)曲は’時間的’に前に進んでいるという意識、についてです。
曲は前に前に進み続けています。
なので、メロディの、ある音程・フレーズを、
‘その瞬間瞬間’にオン・タイムで歌うと~一時とまれ状態のように歌うと~、
必然的に遅れる、のです。
・・・わかりますか??(笑)
駅によくある歩く舗道とかベルトコンベアーをイメージしてください。
歩く舗道に乗ったまま、
その先のある地点の吊革にジャンプしてぶら下がるとしましょう。
上手にぶら下がるためには、つり革のやや前からジャンプするはずです。
歩く舗道は前に進んでいますので、つり革の真下に来た時にジャンプすると、
・・・つり革は後ろへと過ぎてしまいます。
このイメージです。
分かります(笑)??
ぶら下がるタイミングはオン・タイムでは遅いのです。
つまり歩く舗道のスピードと上手にジャンプしてつり革をつかむタイミングを、
きちんと図っておかなければなりませン。
音楽でいえば、
前に進むと目の前にやって来ては過ぎ去るメロディを上手にとらえるように、
前もってリズムに乗っておくことと、
その音程・フレーズに上手に合わせるタイミングを図っておくこと、
これが要求されます。
それができないと、モタッてしまう、またはその逆だと走ってしまうのです。
・・・わかります???
くどいですけど(笑)
ピアニストは、’今’弾いている音よりも、
1小節も2小節も先の音符を見て演奏しているといいます。
我々弾き語りシンガーもミュージシャンとして、
少しでも質の高い演奏を心がけておきたいですよね^^
まずはリズム、ですよ(^^♪
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